LET関数:数式に「変数」を導入して可読性と速度を劇的に改善
💡 やりたいこと
長大で読めない数式を「変数名」で整理したい。同じ部分式が何度も出てくる数式の計算速度を上げたい。
LET関数の基本構造
=LET(変数名1, 値1, 変数名2, 値2, ..., 最終計算式)
=LET(
税率, 0.1,
小計, B2*C2,
小計 + 小計 * 税率
)
意味:「税率」「小計」という名前を定義し、最後の行で使っている。
同じ計算(B2*C2)を2回書く必要がなくなり、Excelも内部で1回しか計算しない。
🔥 LETの真価:パフォーマンス向上
LETを使わないと同じ部分式が複数回評価されます。例えば
LETを使わないと同じ部分式が複数回評価されます。例えば
XLOOKUP(...) を3回使う数式では、LETで1回だけ評価して変数に入れれば計算量が1/3になります。大量行での速度差は歴然です。
旧バージョンでの代替法
LETがない環境では、中間計算の結果を「ヘルパー列(作業列)」に出力し、それを参照する方式にするしかありません。数式の可読性のためだけにシートに列が増えるのが欠点ですが、パフォーマンス面では同等に有効です。